求人情報の見方 9つのポイント

求人情報を見ても「良いことばかり書いてあるけど、本当かな?」「どれも同じような内容に見える、どこを見たらいいのかよくわからない…」など思ったことはないでしょうか?

求人情報からだけでは、なかなか企業の内情や、本当はどんな仕事をするのか?など本質的なところはわかりませんよね?

しかし、求人情報のような限られた情報の中から、「企業や業務内容の自分への適正」「望む仕事がどうか?」「ブラック企業かホワイト企業なのか?」など様々なことを読み取る必要があります。

ほんの数行の情報が、これからのあなたの人生を左右することになるかもしれないのです。
限られた情報の中から、本質的な情報や、その情報の真偽を読み取りましょう。

また、求人情報のよくある文言には勘違いを起こさせやすい表現も多く、それがブラック企業の常套手段である場合も多々あります。

ブラック企業の落とし穴にはまり騙されないよう・あなたの人生を失敗しないためにも求人情報の見方を知って自衛しましょう。

それでは、求人情報の見方についてご説明いたします。

目次

応募資格

ほとんどの求人では、応募資格として、年齢、経験、経験年数、資格、学歴など各種応募資格を設定しています。

これらの応募資格は、あくまで目安です。たとえば応募資格が「大卒以上」だったとしても経験が十分あるなら「高卒」や「中卒」でも採用される場合があります。未経験でも熱意や人柄で採用されるケースも多いです。

結局、能力や実績よりは、人柄や社畜耐性・外見などで合否が判断されているというのが本当のトコロ。

このように応募資格は厳密なモノではなくアバウトな場合が多いので、応募資格から外れたとしても、あなたの希望する仕事であればチャレンジしてみることをオススメします。

ブラック企業注意報?こんな「応募資格」はあやしい?

  • 学歴不問・未経験OK!

    • 離職率高い。こき使われる。OJTと言うよりも業務の引き継ぎで教育制度が整っていない可能性あり。
    • もしくは完全マニュアル化の社畜(テレアポ営業など)
  • 出来る方にはどんどん仕事をお任せしています。やりがいを求める方にピッタリです。
    • 業務がマニュアル化されておらず、OJTだが仕事を教える人もおらず、引き継ぎのみで戦場へ送り込まれる可能性あり。

出典:ヤバい求人の見分け方

勤務地

面接地や本社所在地と勤務地が違うケースは良くあります。実際に通勤し、働くことになる勤務地がどこなのかは事前に確認しましょう。

勤務候補地がいくつもあるケースがあります。あなたの望む勤務地で仕事ができるかどうかも事前に確認しましょう。

将来的に転勤が発生するケースもあります。転勤の可能性も質問してください。

聞きづらいけど、はっきりさせておきたい「勤務地」についてのこと

  • 勤務地はどこになる?
  • 転勤はある?

ブラック企業注意報?こんな「勤務地」はあやしい?

  • 業界ごとに地域性がある。鎌倉の某企業や目立った会社でない限り、似たような場所に集中しているのが通例。
  • 都市部から離れた下町や繁華街の雑居ビルの場合、アフィリエイトからの成上りベンチャー率が高い。

出典:ヤバい求人の見分け方

勤務時間

勤務時間が記載されています。平均的な残業時間が記載されていることもありますが、ほとんどの場合記載されていません。

「残業があるのかどうか」「残業代が支給されるかどうか」は、遠慮せず質問しましょう。

聞きづらいけど、はっきりさせておきたい「勤務時間」についてのこと

  • どれくらい残業がある?
  • 残業代は支給されるのか?
  • サービズ残業の有無は?

ブラック企業注意報?こんな「勤務時間」はあやしい?

残業時間は平均●●時間と書いてあるが残業代が出るのかどうか書いていない

・IT系のベンチャーなどは年俸制のため、そもそも残業代が無い事が多い。入社してから連日午前様で体を壊して転職後すぐに退職してしまうような悲しいケースも。

休日・体暇

「週休2日制」と「完全週休2日制」には大きな違いがあるのでご注意を。

月に1度でも週休2日の週があれば「週休2日制」。毎週2日必ず休みがある場合は「完全週休2日制」となります。「週休2日制」と「完全週休2日制」とは休める日数が違います。

また、休みが必ず土日にあるとは言えません。販売業など休日が忙しい職業では土日が休みではなく平日や、シフト制のため週ごとによって休みが違う場合もあります。これについても確認しておくようにしましょう。

その他、「有給休暇」「夏期休暇」「年末年始休暇」「慶弔体暇」などがあります。

職種

職種名のイメージだけで判断せず、本当の業務内容が何なのかをきちんと把握しましょう。

たとえば、「セールスマネージャー」など、なんとなく耳心地が良い横文字の職種名であっても実際は平社員の泥臭い飛び込み営業でしかない場合もあります。(◯◯アドバイザー、◯◯プランナーなど)

また、「営業」と一口にいっても「ルートセールス」「企画営業」や「訪問販売」など、内情は様々です。

とくにカタカナ職種にはご注意を。職種名が想起させるイメージと実際の業務内容が一致しない場合は多々あります。ブラック企業などは業務内容をぼかしがちですので、具体的に記載されていない場合は、面接時にしっかり質問したり、応募する前に転職エージェントなどから不明点を質問してもらうようにしましょう。

聞きづらいけど、はっきりさせておきたい「職種」についてのこと

  • 具体的にはどんな業務内容?

給与

多くのケースでは「月◯◯万円以上」という形で記載されます。これはあくまで最低限の保証額でしかありません。「月収100万円以上可能!」など調子の良い求人もありますがご注意を。それが基本給なのか、それとも残業代などの諸手当が含まれた金額なのかは一見してわからないようぼかしてあります。

また、「固定給」「固定給プラス歩合給」「出来高制」「歩合制」といった給与体系に関しての記載もたいていはありません。

聞きづらいけど、はっきりさせておきたい「給与」についてのこと

  • 給与はいくらになる?
  • 給与体系は?
  • ボーナスは支給される?

給与などお金についてはなかなか聞きづらいものです。そんな場合は、転職エージェントに代わりに質問や交渉をしてもらいましょう。面接合格後の給与交渉も転職エージェントならあなたの代わりに行ってくれますよ。

ブラック企業注意報?こんな「給与」はあやしい?

  • 相場より著しく高給を提示している場合は注意。内訳が基本給15~20万+成績に応じて支給など。見えないカラクリがある。

出典:ヤバい求人の見分け方

待遇

「交通費支給」「賞与」「社会保険制度」「昇給」「住宅手当」「退職金制度」など、各企業によって大きく違いがでます。

記載されていない場合も多いため、詳しく質問しましょう。

また、「交通費支給」とあっても全額出ない場合もあります。通勤に複数の路線があり、その中の最安分の経路の金額しか出ないケースもあり、遠方から何本も乗り換えしつつ通勤しないと行けない方には損になる場合もあります。

聞きづらいけど、はっきりさせておきたい「待遇」についてのこと

  • 社会保険完備か?
  • 福利厚生は?
  • 交通費はどれだけ支給してくれる?

雇用形態

雇用形態もご注意ください。募集要項には「正社員」と書いてあっても採用後に「契約社員からのスタートね」といったケースもあります。「待遇面は実質正社員だから・・・・」などと苦し紛れに言われても仕事のモチベーションなんて湧きませんよね。こうならないように雇用形態もよく確認してください。

聞きづらい事が多いから、転職エージェントを活用しよう

聞きづらい質問がある場合は、それとなく転職エージェントから企業へ質問してもらいましょう。

自分ひとりで転職活動するよりは転職エージェントは実際の業務内容など詳しい情報を持っているのでブラック企業に騙される確率はぐっと減ります。

また、企業が転職エージェンに求人掲載するだけなら無料。あなたがその企業に採用された場合に転職エージェントに報酬が支払われる完全出来高制なんです。

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さらに、企業から転職エージェントへの報酬は、あなたが採用された場合の年収の約3割。つまり、あなたにより高い給与を獲得してもらったほうが転職エージェントも儲かるんです。

だから、あなたのお給料がより高くなるために企業と真剣に交渉してくれますよ。転職エージェントを活用して目指せ高収入!

社会人になったら 「マイナビエージェント」

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リクナビの第二新卒・既卒版 「リクナビNEXT」

就活のときに使ったリクナビの転職用サイトです。これは転職エージェントではなく、転職サイトなので求人を検索して自分から応募するタイプのサイト。リクナビの第二新卒・既卒可よりもこちらのほうが求人数もぐっと多くなります。また、転職エージェントと違い、転職サイトはスカウト登録や希望条件を登録して、あなたのペースで待ちの転職活動を進められます。じっくり自分で選んで活動したい方におすすめです。

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この記事を書いた人

1000名をこえる紹介成功実績を誇る現役転職エージェント。エビデンスや経験にもとづくリアルな転職ノウハウや本当の情報をお届けします。

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